「マネックス証券」は楽天証券・SBI証券と並び、主要な「ネット証券会社」としての地位を築いています。
マネックス証券の強みは「銘柄スカウター」「トレードステーション 」や資産管理等のツールの利便性の高さです。
また、IPO投資でも取扱数が多く存在感を放っています。
外国株取引も、取扱っている国は多くはありません。
しかし、外国株では米国株と中国株に特化しており、取扱銘柄数や手数料に強みを持っています。
今回のコンテンツでは、そんなマネックス証券を利用する魅力・メリットを紹介します。
また、実際の口座開設方法について画面付きでわかりやすくナビゲートしていきます。
Contents
マネックス証券の魅力(メリット)6選!
まずは、マネックス証券の魅力について6つに分けてお伝えしていきます。
■ マネックス証券の魅力:
少額取引にお得な手数料形態!さらにトレードステーション利用で手数料が激安に。
まずはマネックス証券の手数料形態です。
「業界最安」とまではいきませんが、リーズナブルな手数料体系で取引を行うことができます。
店頭の証券会社で株取引すると片道1%程度の手数料が掛かります。
オンライン証券のメリットは、その往復2%掛かる手数料を大幅に安くしたことです。
マネックス証券でも、概ね片道0.1%程度と、店頭の証券会社に比べると大幅に安い価格での手数料プランを提案しています。
通常マネックス証券口座 | |
1注文の約定金額 | 手数料(税抜き) |
10万円以下 | 100円 |
10万円-20万円 | 180円 |
20万円-30万円 | 250円 |
30万円-40万円 | 350円 |
40万円-50万円 | 450円 |
50万円-100万円 | (成行注文) 1000円 (指値注文) 1500円 |
100万円超 | (成行注文) 約定金額の0.1% (指値注文) 約定金額の0.15% |
また、「トレードステーション」(後述)では通常の証券口座とは異なる手数料プランを提案しています。
これは、1日定額の手数料としては業界でも最安水準で提供しています。
通常の証券口座は「1約定あたり」に手数料が掛かります。
トレードステーションは「1日あたり」の手数料が掛かる形態となっておりそこが特徴となります。
トレードステーション手数料 | ||
プラン | 1日の約定代金 | 手数料(税抜き) |
ミニ | 10万円毎 | 50円 |
ノーマル | 100万円毎 | 400円 |
ラージ | 1,000万円毎 | 3,250円 |
100万円取引した場合手数料はたったの400円、手数料率は0.04%という基準です。
ノーマルプランで40万円未満の取引を行った場合は通常の証券口座の手数料の方が安いです。
しかし、それ以外基本的にはトレードステーションの手数料にメリットがあります。
(おすすめ)日本株銘柄分析ツール「銘柄スカウター」が大変有用
筆者は日本株の個別株売買をしていますが、銘柄選定の際にマネックス証券の「銘柄スカウター」は欠かせないツールです。
正直マネックス証券のサービスで筆者が最も魅力を感じているサービスです。
以下のコンテンツで銘柄スカウターの詳細を解説していますが、ここでも簡単に紹介していきます。
以下は銘柄スカウターの魅力です。
銘柄スカウターの魅力 | |
① | 最大過去10年分の売上・各種利益水準をデータだけでなく、グラフで推移を可視化させることが可能 |
② | 売上高(営業・経常・純)利益率やROE・ROAなどの効率性指標も過去推移をグラフで可視化 |
③ | 魅力①、魅力②を通年だけでなく四半期毎でも表示可能 |
④ | 営業CF、投資CF、財務CF、FCFなどの財務の安定性を測るキャッシュ項目についてもデータ並びにグラフで可視化 |
⑤ | PERやPBR、配当利回りなどの割安さを示す指標も過去推移をグラフで可視化。 |
⑥ | 銘柄比較機能で複数銘柄データ並びにグラフを一覧で比較可能。同業他社との比較も横並びにできる |
例えば「①」の「最大過去10年分の売上・各種利益水準をデータだけでなく、
グラフで推移を可視化させることが可能」は以下のように売上高や各種利益率が可視化されています。
3年から5年のデータを掲載している証券会社は他にも存在しています。
しかし、10年間、それも複数の指標を可視化できるが銘柄スカウターであり、非常に嬉しい機能です。
また「⑤」の「PERやPBR、配当利回りなどの割安さを示す指標も過去推移をグラフで可視化。」は、
PER等の指標も今現在の数値はどこでも知ることができます。
過去からの推移で現在がその銘柄史上割安かどうかも見ることができるのが独自の魅力です。
さらに筆者がよく使っている機能に「⑥」の「銘柄比較機能で複数銘柄データ並びにグラフを一覧で比較可能。
同業他社との比較も横並びにできる」でお伝えしている、銘柄毎のデータ比較機能があります。
例えば、ある企業が割安で魅力的だと思っても業界全体で割安な場合は、業界自体に暗雲が垂れ込めている場合があります。
同業他社の数字を横並びで確認できるのは非常に便利な機能です。
以下がそのデータですが、タブを選択することでグラフでも可視化することができます。
個別銘柄分析に欠かすことができない「銘柄スカウター」が口座開設するだけで無料で利用できます。
ぜひ、トレードに活用していきましょう。
資産管理ツール『MONEX ONE』『MONEX VIEW β』『MONEX VISION β』
マネックス証券では銘柄分析ツールだけではなく資産管理ツールが非常に優れています。
マネックス証券に口座開設をした方であれば「MONEX ONE」を使いましょう。
例えば、以下のような資産を一括にまとめて自分の総資産を可視化できるようになります。
(他にもポイントカードや公共料金支払いなども登録できます)
そして「MONEX ONE」でまとめた資産を「MONEX VIEW β」で一元的に資産推移を確認することができます。
マネックス証券が提供しているサービスなのにマネックス証券以外の資産まで一元的に確認できます。
自分の資産がどれだけ増減しているかをすぐ把握することができますね。
『MONEX VIEW β』は現時点並びに現在までの資産の推移を可視化したものです。
『MONEX VISION β』では個々人の趣向に合わせて理想のポートフォリオと現在のポートフォリオの差を洗い出して、改善点を提案してくれます。
高機能トレードツール『トレードステーション』を取引手数料無料で提供
マネックス証券は高機能のトレードツールである「トレードステーション」を条件なしの無料で提供しています。
■ トレードステーションの魅力:
- 1日定額制で業界最安水準の手数料形態を提供
- クリック&ドロップで簡単発注・取消・訂正ができる板取引
- FX同様の画面で注文ができるQTB機能
- チャートは100種類以上の指標が描画可能
- チャートから直接発注も可能
- 他の銘柄を条件に発注条件を設定できる玄人向けアルゴ機能も完備
- 外からでも簡単手軽描画も可能なスマートフォン版も提供
株式投資初心者の方から、玄人の方まで幅広く対応したシステムを無料で尚且つ激安手数料で提供しているのです。
米国株・中国株取引に力を入れている
外国株取引といえばSBI証券や楽天証券が取扱国数が多い証券会社として有名です。
米国株と中国株については、マネックス証券は特化しており強みを有しております。
取引銘柄数が圧倒的であるだけでなく、NISA口座ではなんと買付手数料が無料で、唯一逆指値注文にも対応しています。
また、先ほど出てきたトレードステーションのスマホ版からでも簡単に取引ができるという強みも有しております。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
取扱銘柄数 | 普通株3,067銘柄 ADR72銘柄 | 普通株1,263銘柄 ADR140銘柄 | 普通株1,120銘柄 ADR152銘柄 |
ETF | 272銘柄 | 270銘柄 | 286銘柄 |
売買手数料 | 約定代金の0.45% 最低$5〜上限$20 | ||
特定口座 | 取引可能 | ||
NISA | 取引可能 買付手数料還元! | 取引可能 ETF購入手数料還元 | |
取引方法 | 成行・指値に加えて 逆指値・OCO等が可能 | 指値と成行注文のみ | |
スマホ | トレードステーションの スマホ版から可能 | 取引不可能 |
さらに、現在米国と共に世界経済を索引している中国株についても、取扱銘柄が最多で尚且つ手数料は最安水準で提供しています。
マネックス証券 | SBI証券 | 楽天証券 | |
香港証券取引所 上場銘柄数 | 2,058銘柄 | 1,396銘柄 | 681銘柄 |
上海A株 | 取扱なし | 取扱なし | 235銘柄 |
取引手数料 | 約定金額香港ドル建の 0.25% | 約定金額香港ドル建の 0.26% | 約定金額円建の0.5% |
最低手数料 | 45香港ドル(約630円) | 47香港ドル(約660円) | 500円 約定金額10万円まで提供 |
最大手数料 | 450香港ドル(約6300円) | 470香港ドル(約6600円) | 5000円 約定金額100万円以上 |
取扱銘柄数は香港証券取引所上場銘柄の3分の2を占めており、尚且つ手数料も最低水準ということで強みを持っています。
取扱銘柄が多くて平等抽選が嬉しいIPO投資
IPO投資は、新規で上場する前の株を公募価格で購入して上場初日に売却する取引です。
初心者でも9割型(以下表の勝率)利益を獲得することができる、おすすめの投資手法です。
IPO投資はどこの証券会社でも当選する可能性が同じというわけでもありません。
取り扱っている数も以下の通り、証券会社によって大きく異なります。
マネックス証券はSBI証券ほどではありませんが、取扱銘柄数はSMBC日興証券とほぼ同数量を扱っております。
そもそも申し込める銘柄数が多いという特徴があります。
また抽選方式も証券会社によって異なりますが、SBI証券や楽天証券は申し込み「1単元1票制」を敷いており、
資金力が大きいん投資家が有利な抽選方式を敷いています。
一方、マネックス証券では『1人1票制』を敷いており、少額しか申し込めない人でも当選する機会が十分に与えられています。
■ マネックス証券の魅力のおさらい:
マネックス証券の口座開設方法を画面付きで解説〜簡単2ステップで3分以内〜
マネックス証券の口座開設方法についてわかりやすくお伝えしていきたいと思います。
簡単な個人情報を入力するだけで素早く口座開設手続きが完了して1週間以内に取引が開始できるようになります。
まずは、口座開設ページを開きましょう。
公式ページをクリックすると以下の画面に遷移しますので、『口座開設はこちら(無料)』をおします・
次の画面でデフォルトは『ペーパーレス口座開設』となっております。
基本的には変更不要なので、そのまま進みましょう。
このまましたにスクロールすることによって『お申し込み内容の入力フォームへ』というボタンを押します。
次の画面では個人情報について入力します。
氏名や生年月日、住所や連絡先、勤務先などの情報を入力していきましょう。
入力しながら下にスクロールしていくと特定口座の開設をするかどうかという選択画面が表れます。
ここは特定口座で問題ありません。
特定口座を開設することによって株式投資に得られた利益について確定申告を行う必要がなくなります。
税金面の心配なしで、株式投資に集中していくことができます。
全てを入力し終わった後に『次へ(内容確認)』を押します。
次の画面で入力内容を確認すれば申し込みが完了となります。
まとめ
マネックス証券は以下のツールが非常に充実している証券会社です。
『銘柄スカウター』
『トレードステーション』
『MONEX ONE』
『MONEX VIEW(VISION) β』など
さらに、米国・中国株取引に銘柄数手数料の点で強みがあり、IPO投資は取扱銘柄が多く個人投資家に嬉しい平等抽選が行われています。
■ マネックス証券の魅力のおさらい:
マネックス証券の口座を保有してより充実した株式投資・資産運用ライフを送りましょう!
他ネット証券会社についても解説していますので、楽天証券を開設後に検討する際に活用してください。
ジャンルごとのランキングも用意しております。
[総合・おすすめネット証券ランキング]
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[IPO投資向け]
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以上、【完全版・マネックス証券口座開設マニュアル】ツールと米国・中国株取引で評判のネット証券のおすすめポイントと口座開設方法を徹底解説!…でした