老後や育児の資金を用意するために、株式投資で資産運用したい人はいるはず。
株への投資は知識がないと失敗しやすく、自分の資産が減ってしまうデメリットがあります。
信頼できる本で株式投資を学ぶことで投資でのリスクを減らして問題なく運用できるようになるのです。
このコンテンツでは、初心者にオススメの株を勉強できる本をレベル別で紹介します。
また、書籍で学ぶのも大切ですが、株式投資セミナーを活用して、集中的に学ぶという手段もあります。
本格的にお金の本質から、実践に生きる株式投資の勉強ができるセミナーまでまるっと以下のコンテンツでまとめていますので参考にしてみてください。
期間限定無料のセミナーも存在しますので、興味のある方は好機を逃さないようにしましょう。
目次
Contents
株式投資の基礎を学べる本6選
「今まで投資した経験がないから、株についてよく分からない」と悩む人はいるはず。
投資未経験者の場合は以下にある5冊の本を活用して、株の基礎を勉強することがオススメです。
ここでは以下の、それぞれの本における特徴を簡単に紹介します。
■ おすすめ本:
いちばんカンタン!株の超入門書 改訂2版
初心者が疑問に感じる株式投資の謎を、オールカラーで説明してくれるのが「いちばんカンタン!株の超入門書」です。
証券口座の開設から実際に投資する方法まで情報をまとめて記載。
本書には1000種類以上ある銘柄から自分にあった株を探す方法も解説しています。
チャートの分析方法や指標の見方、投資のシナリオといった投資ノウハウを簡単に理解できるのがメリットです。
大事な資産を減らさないために、初心者がしやすい間違った投資法を実際の事例とともに解説。
他にも株の格言やお得な制度についても解説するため、これから株式投資する人に最適な本です。
株式投資の学校[入門編]
お金の教養講座を提供する「ファイナンシャルアカデミー」の講座を書籍化したのが「株式投資の学校」です。
ファイナンシャルアカデミーを含めた、お金の学校について以下のコンテンツで紹介しています。
一生お金で困らない金融リテラシーを体系的に身につけたいと考えている方は、参考にしてみてください。
さて、「株式投資の学校」ですが、受講生から人気の高い株式投資の基礎講座を本で理解可能です。
本書では最初に株式投資におけるデータの見方や企業の強みを分析する方法を解説。
チャートやデータから銘柄を選別する方法や重要な指標であるPERの使い方を理解できます。
後半では景気の状況やリスク管理法も学べるため、株式投資に不安を持っている人でも安心です。
既に株式投資を始めているけど、知識をしっかりと理解したい人にもオススメ。
日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法
60万円を僅か7年で3億円にした伝説の個人投資家である堀哲也氏のノウハウが詰め込まれた書籍が「日本株 独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法」です。
個人でもプロに勝つ方法について、個人が実践可能な方法をベースに紹介してくれています。
堀氏が、どのような銘柄を選定して大きな資産を形成していったのかを、ネットツールや四季報の見方を含めて公開してくれている良書です。
同氏の考え方は、以下のコンテンツで紹介していますので参考にしてみてください。
尚、堀氏は「お金の学校」である「グローバルファイナンシャルスクール(GFS)」で講師を勤められております。
そのGFSは1日限定の無料セミナー「投資の達人になる投資講座」も開催しています。
堀氏と同じように、現役で結果を出している投資家の話はとても有益ですので、真剣に株式投資の勉強を考えている方は足を運んでみましょう。
思わぬ発見があり、また投資の本質についてとても勉強になりますので、検討してみてはいかがでしょうか。
マンガでわかる最強の株入門
「いちばんカンタン!株の超入門書」の著者が漫画で分かりやすく株式投資を開設しているのがマンガでわかる最強の株入門です。
口座開設から儲け方までマンガで解説しています。
株の売買方法やチャートの見方、信用取引まで本書では説明していて、読むことでトレーダーになることも可能です。
活字の本を読むのが苦手な人に勧めます。
臆病者のための株入門
中立的な立場から株式投資を解説してくれるのが「臆病者のための株入門」です。
初心者が騙されやすい投資の必勝法を見破り、騙されずに投資で資産を増やす方法を説明しています。
本書では株で100万円が100億円になる理由やホリエモンに学ぶ株式市場から投資のリスクを学べます。
後半では経済学的に正しい投資法や金融リテラシーについて説明していて、リスクの対処方法を身につけることが可能です。
ファンダメンタル投資の教科書
個人投資家である著者がファンダメンタル投資で儲ける方法を解説しているのが「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書」です。
四季報や有価証券報告書といったデータから適切な銘柄を選ぶ方法を記載しているのが特徴。
銘柄を選ぶ方法だけでなく、買うタイミングや売るタイミングも理解できます。
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投資の戦略を学べる本3選
投資をある程度経験していると「基礎知識よりも戦略を知りたい」と思うこともあるはず。
以下にある3つのオススメ本を読むことで効率的に投資の戦略を理解することが可能です。
それぞれの本における特徴を簡単に見ていきましょう。
たった7日で株とチャートの達人になる!
知識がない状態からチャートで勝てる投資家になれるのが「たった7日で株とチャートの達人になる!」です。
フルカラーで情報を見やすく、詳細までしっかりと理解できるのが特徴。
株式投資におけるチャートの基礎から応用まで学ぶことができ、実際の事例で知識を深く理解できます。
図解や簡単な言葉で説明しているため、チャートを理解したい投資初心者にオススメです。
「スイングトレード」楽すぎ手順
株式投資で儲けられない投資家が知っておくべき戦略を解説するのが「株でゆったり月20万円。スイングトレード」楽すぎ手順」です。
本書では株式投資で勝つ方法やスイングトレードするための銘柄選びを記載しています。
後半では10倍銘柄を狙う方法や重要なポイントを解説していて、トレードのコツを理解できるものです。
スイングトレードのノウハウをまとめて解説しているのが本書のメリット。
株を売買することで利益を増やしていきたい投資家にオススメです。
システムトレード 基本と原則
株式投資で儲けるにはトレーディングを理解することが重要。
「システムトレード 基本と原則」では成功しているトレーダーの共通点を解説しています。
トレードの計画方法や売買ルール、トレーダーの心理など儲けるために必要な知識を理解できるものです。
本書の後半には実際にトレーディングで成功した16人へのインタビューも記載されています。
市場の原則に従ってトレーディングすれば、株式投資においてより儲けを増やすことは可能です。
トレードやテクニックを知ってより株式投資で儲けたい人にオススメ。
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〜コラム〜現役投資家から学ぶ『お金の学校』という選択肢
株の本などで投資・金融について学ぶのは非常に有効な選択肢です。
しかし、より体系的にさらに現役の投資家から実践的に学びたいという方はセミナーに参加する選択肢も有効です。
初心者から上級者までを対象に基礎的な知識から、世界の最新投資情報までをわかりやすく教えてくれます。
また、世に出ていない現役投資家の生の情報を、リアルタイムの相場をもとに得られるメリットも大きいものです。
例えば、上記でも紹介した『日本株独学で60万円を7年で3億円にした実践投資法』で有名な堀哲也氏は「グローバルファイナンシャルスクール(GFS)」の講師を務めています。
そのGFSは現在、1日限定の無料セミナー「投資の達人になる投資講座」も開催しています。
「投資の達人になる投資講座」は今後「株式投資を志す」、または「お金の本質を理解したい」という方に向けて「3時間」にも亘って非常に濃い内容の授業が、GFS創設者によって展開されるものです。
説明はロジカルで、「常識を疑え」という言葉がありますが、まさにそれを実感する内容になっておりおすすめです。(4時間は少し長いですが)
投資スクールは他にも様々あります。
以下のコンテンツで、お金の学校(株式投資スクール)についてまとめていますので、参考にしてみてください。
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伝説の投資家が長年結果をだしたノウハウが学べる本4選
投資の世界で伝説とされてきた人達も自身のノウハウを著書で執筆しています。
巨星の方法論を学ぶことで自身の投資手法にも活かしていくことができるでしょう。
賢明なる投資家 (ベンジャミン・グレアム)
ベンジャミングレアムはウォーレン・バフェットの投資の師匠であり、『ウォール・ストリートの最長老』と呼ばれています。
グレアムは株式の価値である株価と企業の実力は常に乖離していると考えます。
株価が実態に対して割安な株への投資を行うバリュー株投資を提唱した人物です。
そのため、グレアムは別名『バリュー投資の父』とも呼ばれています。
彼の著書『賢明なる投資家』は非常に難解であるため、以下の記事で噛み砕いて説明しているので興味のある方はご覧ください。
億万長者をめざすバフェットの銘柄選択術 (ウォーレン・バフェット)
言わずと知れた投資の神様であり御年89歳となるウォーレン・バフェット氏の銘柄選択手法を示した『億万長者を目指すバフェットの銘柄選択術』です。
同書はバフェット氏の息子の元夫人であり10年以上バフェットの投資手法を間近でみてきたメアリー・バフェット氏が執筆しています。
バフェットが選好するコカ・コーラをはじめとした『消費者独占型企業』の特徴について詳しく記載されています。
長期投資で高い利益を狙える銘柄を探し出す一助になるでしょう。
ウォーレン・バフェット氏といえば、年次報告書、いわゆる同社株主へ発表する「バフェットからの手紙」がとても有名です。
投資哲学や企業運営の考え方など、同氏が運営するバークシャー・ハサウェイ社のHPに掲載されます。
とても勉強になる内容なのですが、内容は英語(原文)なので日本人にとっては読むのに苦戦してしまいます。
しかし、上記でも紹介しているグローバルファイナンシャルスクールはタイムリーに日本語訳も受講生に共有しています。
以下は一部です。
このように、一流投資家の考え方に触れられる環境も整えてくれるGFSはマネリテ編集部一押しのお金の学校です。
日本だけでなく米国の著名な方達からの講義を受けることが出来るGFSは名前の通り、世界標準の金融リテラシーを身につけることができる場となっています。
ピーターリンチの株で勝つ (ピーター・リンチ)
ピーターリンチは1977年〜1990年の14年間で自身が運用するマゼランファンドの運用額を22億円→1兆5000億円と700倍に増大させた伝説的なファンドマネージャーです。
当然、新規出資が急増したことも寄与しましたが、14年間の平均リターンは29%とバフェットの長期平均20%を大きく上回っています。
『ピーターリンチの株で勝つ』はピーターリンチが個人投資家向けに、プロ投資家を出しぬき大きな利益を出す方法について記載しています。
概要については以下記事にてまとめていますので参考にしてみてください。
ウォール街で勝つ法則 (ジェームズ・P・オショーネシー)
「ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために」はS&P500指数等の指数を上回るリターンを出すポートフォリオの組成方法を解き明かした名著です。
1951年〜1996年の45年間分のデータを元に、指標を機械的に用いて市場平均を凌駕するリターンの出し方を提示してくれています。
「ベンジャミン・グレアム」以来の名著といわれており、定常的に高いリターンを叩き出したい投資家にとっては必読の書と言える内容となっています。
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投資マインドを学べる本3選
投資するには知識や戦略だけでなく、投資マインドを理解しておくことも重要です。
正しいマインドを身につけておけば間違った判断をしにくくなり、投資での失敗を減らせます。
投資家にオススメのマインドを学べる本は以下の3冊です。
それぞれの本における特徴を簡単に解説します。
金持ち父さん 貧乏父さん
株式投資するにはお金を正しく理解することも重要です。
「金持ち父さん 貧乏父さん」では著者が実在した2人の父さんから学んだことを解説しているベストセラー。
適切なファイナンシャル・リテラシーを身につけることで、お金に対する間違った認識を解消できます。
富裕層がどのような考えでお金を扱っているのかを知るのにオススメです。
こちらは詳しく「【金持ち父さん 貧乏父さん】シリーズの著者:ロバート・キヨサキさんの5つの名言を紹介。」で書評も書いていますので参考にしてみてください。
となりの億万長者 成功を生む7つの法則
実際に億万長者の人たちからインタビューして、資産の少ない人たちと富裕層の違いを解説しているのが「となりの億万長者」です。
1万人以上の億万長者に共通する法則を記載しています。
億万長者には豪華な生活を送っているイメージが強いですが、実態は異なることを解説しているのが特徴。
資産を増やすためには倹約して、投資する必要があることを教えてくれます。
敗者のゲーム
過去に金融危機やバブル崩壊を経験した人にとって、投資するには不安を持つものです。
「敗者のゲーム」では個人投資家が投資で成功するための運用哲学を解説しています。
市場の変動に左右されずに投資する重要性を教えてくれるのが本書の特徴。
長期的に株式投資してリターンを狙いたい人が、実際に役立つ投資マインドを学ぶのにオススメです。
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テーマ別で株式投資を学べる本を紹介
少し趣向を変えて、テーマで絞っておすすめできる本をお伝えしていきたいと思います。
インデックス投資を行う上でおすすめの本
インデックス投資は長期的に大きな資産を投資の素人が築くために有効な投資手法です。
インデックス投資の利点や、気をつける点を伝えている本を7つ紹介しています。
安全な投資で資産を築きたいという方は是非参考にしてみるとよいでしょう。
「NISA」や「つみたてNISA」を行う上でおすすめの本7選
NISAは少額非課税制度として金融庁の肝いりで始まった制度です。
投資に後ろ向きな日本国民を少しでも投資に足を踏み出して自己資産の形成を行なって欲しいという観点から整備されました。
当サイトでも『NISAについてわかりやすく説明』しています。
さらに詳しくNISAについて学びたいという方におすすめの本を7つ選定しましたので参考にしていただければと思います。
iDeCo(個人型確定拠出年金)に関する書籍11選
投資利益が非課税になるだけでなく、所得税や住民税を節税することができる制度です。
iDeCoの制度から、メリットだけでなくデメリット、拠出限度額まで学ぶべきポイントは様々です。
以下のコンテンツではiDeCoの初心者の方に向けて参考になる書籍をお伝えしています。
金融・お金について学べる本
株式市場は金融市場の一つです。
金融がわかることで株式市場の今後を自分で考えることができるようになります。
株式市場だけを注視していては木を見て森を見ないのと同じです。
全体的な金融市場から株式投資について考察するために、おすすめできる本を紹介しています。
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まとめ
株式投資を学べる本には基礎や戦略、マインドと幅広いジャンルがあります。
投資未経験者であれば基礎を勉強することが重要ですし、もっと儲けを出したい人には戦略を本から学ぶことがオススメです。
資産運用で失敗しないために、自分にあった本を探して投資を理解しましょう。
また、全てを読む必要はなく、読みやすい、理解しやすい本を見つけ、繰り返し読んでいきましょう。
本を読んでいるだけでは株式投資は身につきませんので、ある程度基礎知識が入ったと実感したら、本格的な取引に入っていきましょう。
加えて、書籍と並行して、株式投資セミナーへの参加もぜひ検討してみましょう。
情報は積極的に、色んな角度から大量に浴びるべきで、良質な情報とその量こそが、自身の投資方針や実践に生きる礎となるはずです。
「良質な情報」があれば、人は正しく行動できるのです。期間限定無料のセミナーも存在しますので、興味のある方は好機を逃さないようにしましょう。
その他の株の実践に生きる勉強法も以下のコンテンツでまとめていますので、そちらも参考にしてみてくださいね。
以上、【2020年・おすすめ株本】投資を始める前に読む入門書!初心者が株を学べる15冊の書籍を紹介。…の話題でした。