先進国でありながらも移民の流入で人口が増加しつづけ、イノベーションが起こり続けている「米国」。
そんな米国の株式市場は、強いアメリカ経済と共に安定、右肩上がりで成長しています。
このコンテンツでは、そんな米国株式の個別銘柄を分析していますので、参考にしてみてください。
目次
Contents
- 1 GAFA・FAANG銘柄
- 2 配当貴族銘柄(P&G,MMM,CocaCola, J&J, etc)
- 3 MSFT:microsoft(マイクロソフト)
- 4 IBM:IBM (アイ・ビー・エム)
- 5 PFE:Pfizer (ファイザー)
- 6 HD:Home Depot (ホームデポ)
- 7 BA:Boeing (ボーイング)
- 8 AXP:American Express (アメリカンエキスプレス)
- 9 DIS:Walt Disney (ウォルト・ディズニー)
- 10 INTC:intel (インテル)
- 11 VZ:ベライゾンコミュニケーションズ (VERIZON)
- 12 MRK:メルク (MERCK)
- 13 TRV:トラベラーズ(travelers)
- 14 NVDA:エヌビディア(NVIDIA)
- 15 CSCO:シスコシステムズ(CISCO)
- 16 GE:ゼネラルエレクトリック
- 17 TSLA:テスラ
- 18 FSLY:ファストリー
- 19 〜コラム〜米国の証券市場の健全性を支える米国証券取引委員会(SEC)
- 20 米国外企業でもADRという仕組みを使って取引が可能
- 21 ADR①:米国株式市場上場のテックジャイアント企業
- 22 コラム①:米国株の11種類のセクター
- 23 ADR②:世界最大のメガバンクにしてロンドン市場上場のHSBC
- 24 コラム②:隆盛を誇る米国の個人投資家「ロビンフッター」
- 25 まとめ
GAFA・FAANG銘柄
アメリカの巨大IT企業。
インターネットに繋がるスマートフォンを世で当たり前のものとした、スティーブ・ジョブズ氏が創業した「Apple」。
最近では、フォーブス世界第一位の大富豪にランクインしたジェフベゾス氏がCEOを務めるネットEC企業「Amazon」。
映画「ソーシャルネットワーク」で日本でも一躍注目を浴びた「Facebook」。
毎日、私たちが調べものをする時に利用する検索エンジン「Google」。
映画を気軽に家で見ることができる、サブスクリプション型のコンテンツ配信プラットフォーム「Netflix」。
この5つの企業は、「FANG」「FAANG」「GAFA」などと呼ばれ、世界で注目されています。
このコンテンツでは、そんな米国IT企業の株式銘柄分析をしていますので、米国株投資に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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配当貴族銘柄(P&G,MMM,CocaCola, J&J, etc)
「配当貴族」とは、毎年配当を増やしている企業のことです。
「貴族」というと人を連想してしまいがちですが配当貴族は企業を指します。
配当貴族は、言うなれば「連続増配している銘柄」と言い換えることが出来ます。
以下のコンテンツでは、米国の配当貴族株をランキングで紹介していきますので、米国株、配当収益に関心が強い人は参考にしてみてください。
■ コンテンツ内紹介銘柄:
- <1位> 継続年数63年:P&G (プロテクターアンドギャンブル)
- <2位> 継続年数60年:MMM (スリーエム)
- <3位> 継続年数56年:Coca Cola (コカ・コーラカンパニー)
- <4位> 継続年数56年:Johnson & Johnson (ジョンソン・アンド・ジョンソン)
- <5位> 継続年数42年:McDonald (マクドナルド)
- <6位> 継続年数36年:EXXON MOBIL (エクソンモービル)
- <7位> 継続年数26年:United Technologies (ユナイテッドテクノロジーズ)
- <8位> 継続年数25年:CATERPILLAR (キャタピラー)
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MSFT:microsoft(マイクロソフト)
マイクロソフトはForbesの世界長者番付で常に上位に名を連ねるビルゲイツが創設した多国籍のコンピュータ技術会社。
マイクロソフトといえば、「windows」でITバブルを加速させました。
ビル・ゲイツとポール・アレンによって1975年に設立されました。
1975年以前は「マイクロソフト」という名前はありませんでした。
この年から考えると44年が経過。
マイクロソフトを知らない人はいないのではないでしょうか。
近年増額が目覚ましい「FANG」銘柄とは異なり、世界の時価総額ベスト5に過去20年間も入り続けています。
そして現時点でもマイクロソフトの時価総額は1兆ドル。
つまり、約110兆円と世界最大の地位を築いています。
わかりやすくいうと日本のトヨタ自動車の5倍以上の規模となっているのです。
これだけの成長を支えているのはソフトウェア事業だけではありません。
MR(Mixed Reality)、AI(人口知能)。
クラウドビジネスに力をいれているからこそ、創業者のビル・ゲイツ氏の時代を超えて拡大し続けることができているのです。
コンテンツ内では、世界の企業の頂点に君臨する巨大IT企業マイクロソフトの株価の見通しについてお伝えしています。
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IBM:IBM (アイ・ビー・エム)
IBMは世界170国以上で事業を展開する、米国の伝統的な巨大IT企業です。
コンピューター製品やITコンサルのほか、クラウドやIoT、ITインフラなどを提供しています。
近年ではロボットのワトソン君が有名ですね。
現在IBMは事業構造の改革で利益水準が落ち込んでおり、バフェットからも見放されてしまっています。
多額の資金を投じて買収したレッドハットの貢献が今後の鍵を握るといえるでしょう。
一方、配当金は20年以上にわたり増配しており現時点での配当利回りは5%近い水準となっております。
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PFE:Pfizer (ファイザー)
ファイザーは世界最大級の売上高を誇る巨大製薬会社です。
ファイザーは不況時でも業績が安定していて、株主還元にも積極的なことで知られています。
以下コンテンツではファイザーの業績推移と株価指標から投資妙味の是非について分析しています。
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HD:Home Depot (ホームデポ)
1978年創業され、その後たった10年で全米NO1ホームセンターチェーンへと成長した、アメリカ最大の住宅リフォーム小売チェーンです。
ここ10年では殆ど店舗数を増やしてはいないものの、着実に利益を伸ばしています。
また配当金もこの5年で3倍の水準になっており株主還元にも力を入れています。
以下、コンテンツ内では業績推移や配当金推移は勿論のこととして、何故業績が堅調なのかという定性的な側面についても踏み込んでいます。
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BA:Boeing (ボーイング)
ボーイングは欧州のエアバスと並んで世界の翼となっている米国の巨大企業です。
米国政府の後押しもあり順調に業績を伸ばしていましたが、直近は新型機種737が相次ぐ墜落事故により岐路に立たされています。
現時点では様子見が懸命ですが、業界をエアバスと二分しており長期的には業績は回復することが見込まれています。
以下コンテンツで業績推移や割安指標、更に配当利回りについても纏めていますので参考にしてみてください。
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AXP:American Express (アメリカンエキスプレス)
アメリカンエキスプレスはいわずとしれたクレジットカード会社です。
1850年に貨物を運ぶ宅配便業者として創業を開始しました。
全世界のカード会員数は7800万人に達しており、業績も堅調に推移しています。
また自社株買も実施しておりEPSも着実に伸びているのも特徴です。
以下コンテンツでは『アメックス』の今までの業績を踏まえて今後の見通しについてお伝えしています。
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DIS:Walt Disney (ウォルト・ディズニー)
ウォルト・ディズニー社は言わずと知れたディズニーランドを運営している会社です。
映画事業も行っており、業績は堅調に推移しています。
配当はリーマンショックを除いて基本的に増配していますが配当利回りは低くなっています。
以下コンテンツでは今後のウォルト・ディズニー社の見通しについてお伝えしております。
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INTC:intel (インテル)
インテルは言わずと知れた世界的な半導体メーカーです。
現在パソコン関連事業に依存していますが、同事業偏重の事業形態からの脱却が課題となっています。
またスマホ事業でも出遅れており今後の動向が注目される銘柄です。
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VZ:ベライゾンコミュニケーションズ (VERIZON)
ベライゾンは日本では馴染みが深くないですが、米国最大の通信事業者です。
本業の通信事業や広告事業では苦戦を強いられていますが、5G事業で先行しており今後が期待できる銘柄です。
業績は逆風の中でも安定しており、連続増配12年を記録し4%以上の配当利回りを実現している高配当銘柄でもある。
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MRK:メルク (MERCK)
メルクは米国の大手製薬会社です。
がん治療薬である「キイトルーダ」が市場での大きなシェアを拡大し、同社の成長をけん引しています。
今後も新薬開発が成功すれば大きく成長していく可能性があります。
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TRV:トラベラーズ(travelers)
トラベラーズは米国の最大の保険会社です。
業績に関しては膠着状態が続いていますが、配当金は増額基調で自社株買も活発に行なっていることを鑑みると長期保有の対象にはなる銘柄となっています。
以下で詳しくまとめていますのでご覧いただければと思います。
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NVDA:エヌビディア(NVIDIA)
エヌビディア(NVIDIA Corporation)はゲーム業界にはとっては必要不可欠なテクノロジー企業です。
高速で画像処理や演算処理を行うグラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)という半導体を提供しています。
過去からの圧倒的な成長が衰えていますが、以下コンテンツでは今後の動向を含めて纏めています。
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CSCO:シスコシステムズ(CISCO)
シスコシステムズは世界最大のコンピューターネットワーク機器開発会社です。
同社の基幹であったルーター等の業績は軟調ですが、データセンターなどのサービス部門が堅調に推移しています。
結果として業績は堅調で株価も上昇しています。
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GE:ゼネラルエレクトリック
ゼネラルエレクトリック(GENRAL ELECTRIC)はエジソンが創業した米国最大の電気メーカーです。
しかし、現在は業績が苦境に陥っており株価も低迷しています。
結果として1896年から唯一ダウ構成銘柄を守り抜いてきましたが2018年に除外されました。
以下コンテンツでは現在のGEの課題と改革を含めて株価見通しについて分析しております。
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TSLA:テスラ
テスラはカリスマ経営者イーロンマスク氏が創業した自動車メーカーです。
2020年1月時点ではVWを上回り世界第2位の自動車メーカーとなっています。
今まで売上高は拡大傾向を維持していましたが、常に純損失を出していました。
しかし直近の2019年10月-12月の四半期で黒字に転換して2020年1月に株価が急騰しています。
以下コンテンツでは今後の株価の予想も踏まえてお伝えしています。
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FSLY:ファストリー
ファストリーは今後市場規模の拡大が期待されるエッジコンピューティングの分野のリーディングカンパニーです。
マイクロソフトやグーグルと提携しており、今後ますます業績の拡大が期待される新興優良銘柄です。
以下ではファストリーについて、
- ファストリーが提供するサービスの概況とは?
- ファストリー独自の魅力とは?
- 業績推移と株価推移から見通す今後の成長とは?
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〜コラム〜米国の証券市場の健全性を支える米国証券取引委員会(SEC)
米国の株式市場が健全な発展を行なっているのは米国証券取引委員会(SEC)が信頼性を担保しているお陰です。
以下のコンテンツではSECがどのような組織なのか?
今までどのような活躍をしてきたのかという点を含めてまとめております。
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米国外企業でもADRという仕組みを使って取引が可能
ADRという仕組みを使えば米国外の企業でも米国株式市場で取引することができます。
特に通常では取引できない新興国の大型株に投資できるのは魅力的ですね。
以下のコンテンツではそもそもADRがどのような仕組みなのか?
なぜ、ADRが必要なのか?どのようなメリットがあるのか?
という点を含めてわかりやすく解説しています。
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ADR①:米国株式市場上場のテックジャイアント企業
中国企業の中には米国市場に上場している銘柄も存在しています。
以下は中国のテックジャイアント企業の中で米国株式市場に上場している銘柄の説明です。
尚、以下の企業もADRとして上場されています。
BABA:アリババ(Alibaba)
中国の巨大テック企業として知られるアリババ。
アリババは現在は米国株式市場に上場している米国株のくくりとなっています。
規模が大きいにも関わらず次々とサービスを打ち出しているアリババの今後の業績と株価推移についてお伝えしております。
BIDU:バイドゥ
NASDAQ市場に上場しているバイドゥ。
バイドゥは中国の検索エンジン市場を独占しています。
グーグルと同じく広告収入を柱としていました。
しかし、直近は広告事業の成長がとまり岐路を迎えています。
今後立て直すことができるのか?
といって点を含めて解説していますのでご覧いただければと思います。
TCTZF:テンセント
NASDAQ市場に上場しているテンセント。
テンセントは1998年に馬化騰氏によって創業された売上高では世界最大のゲーム企業です。
近年は中国でのSNSで11億人のアクティブユーザーを有する『WeChat』でSNS市場を席巻しています。
日本のラインの中国版ということですね。
業績は堅調に推移していますが予想比若干下ブレたため株価は下落し割安度が高まっています。
今後の成長を考えると現在はお手頃な水準ということができるでしょう。
PKX:ポスコ(POSCO)
ポスコは韓国最大の鉄鋼メーカーです。
新日鉄との関係も深かったですが「方向性電磁鋼板」に関連した訴訟で争った過去もあります。
過去には東京証券取引所に上場していましたが業績の悪化で上場廃止となりました。
現在は業績も回復しADRで米国市場経由で間接的に取引することができます。
以下で詳しくまとめていますので参考にしてみてください!
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コラム①:米国株の11種類のセクター
米国株は「Global Industry Classification Standard」(=GICS)に基づいて11個のカテゴリーに分かれています。
セクター | 代表銘柄 |
Information Technology (情報技術セクター) | アップル(AAPL) マイクロソフト(MSFT) VISA(V) インテル(INTC) |
Health Care (ヘルスケアセクター) | Johnson & Johnson (JNJ) Pfizer Inc (PFE) Merck & Co. Inc (MRK) |
Communication Service (通信サービスセクター) | Facebook (FB) グーグル (GOOG) AT&T (T) Netflix (NFLX) Verizon Communication (VZ) |
Consumer Discretionary (一般消費財セクター) | Amazon (AMZN) Home Depot (HD) McDonald’s Corp (MCD) Tesla Inc (TSLA) |
Financials (金融セクター) | JPMorgan Chase & Co. (JPM) Berkshire Hathaway (BRK.B) Bank of American (BAC) Wells Fargo (WFC) American Express (AXP) |
Industrials (資本財セクター) | Union Pacific Corp (UNP) 3M Co. (MMM) Boeing Co.(BA) Caterpillar (CAT) |
Consumer Staples (生活必需品セクター) | Procter & Gamble (PG) Coca-Cola (KO) Philip Morris (PM) |
Utilities (公益事業セクター) | NextEra Energy(NEE) Dominion Energy(D) |
Energy (エネルギーセクター) | Exxon Mobil Corp (XOM) Chevron Corp (CVX) |
Real Estate (不動産セクター) | American Tower (AMT) |
Materials (素材セクター) | Newmont Goldcorp Corp.(NEM) Dow Inc. (DOW) |
以下の記事ではそれぞれのセクターの説明と連動するETFや代表銘柄についてお伝えしています。
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ADR②:世界最大のメガバンクにしてロンドン市場上場のHSBC
世界最大のメガバンクであるHSBC銀行もADRとして米国株式市場に上場されています。
HSBC銀行は配当利回りが高く6%近辺という点も魅力的な点です。
以下のコンテンツではHSBC銀行の業績と株価推移を中心に今後を見通しています。
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コラム②:隆盛を誇る米国の個人投資家「ロビンフッター」
コロナショックの影響で失業した方に向けて米国政府は手厚い失業給付金を支給しました。
更に株価が大きく下落したことや、スポーツ等の娯楽の欠如で個人投資家の資金が株式市場に大きく流入しています。
中でも手数料が無料で取引できるロビンフッドを使用して取引している個人投資家をロビンフッターといい注目を集めています。
以下のコンテンツでは、ロビンフッターの相場に与える影響や、彼らが好んで投資する個別銘柄についてお伝えしています。
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まとめ
有望な米国株の個別分析を実施してきました。
これから米国株に投資を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
以上、【米国(アメリカ)個別株分析!】2019年のおすすめ株式銘柄はどれ?株価見通しと今後の推移を徹底予想。…でした。
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