【手数料比較】おすすめネット証券会社をランキング形式で紹介。

ネット証券会社の手数料をランキング形式で紹介!!

ネット証券は家にいながら、外にいながら手軽に取引できるという手軽さをもたらすと共に、

従来の店頭取引に比べて10分の1程度の手数料水準を提供しているという大きなメリットがあります。

 

信太郎
店頭取引や営業員がついて電話で取引を行う取引であれば片道1%、売買で2%程度の手数料が発生してしまうからの。
秀次郎
2%のハンデを背負って取引していては最終的な運用利回りに大きな差がでてきてしまいますの。。
信太郎
しかし0.2%未満であれば、影響はかなり軽減されるの!

 

本日はネット証券の手数料についてランキング形式でお伝えしていきたいと思います。

評価対象としては、現物取引手数料(70点満点)信用取引手数料(30点)を基礎得点としながらも、

以下のポイントを追加加点要素として加えていきたいと思います。

 

  • 投資信託の手数料体系とポイント還元
  • デイトレードの取引手数料無料
  • IPO取引の手数料無料
  • 立会外分売の手数料無料
  • その他特殊事項

 

各証券会社の基礎点となる現物と信用取引の手数料は以下のようになります。

 

【現物手数料 70点満点】

1注文の約定代金ライブスター
証券
65点
SBI証券
60点
楽天証券
60点
カブドットコム
証券

50点
マネックス
証券
45点
SMBC
日興証券
35点
〜5万円50円50円50円
90円

100円125
5万円〜10万円80円
90円90円
10万円〜20万円97円105円105円180円180円180
20万円〜30万円250円250
30万円〜50万円180円250円250円250円450円400
50万円〜100万円340円487円487円



50万円超
約定金額

×
0.09
+
90円上限
3,690円



1000円800
100万円〜150万円400円582円582円1500円1500
150万円〜200万円600円921円921円30,000円
200万円〜300万円2,000
300万円〜500万円800円3,000
500万円〜1000万円4,500
1000万円〜2000万円9,000
2000万円〜3000万円15,000,円
3,000万円超973円97327,000円

 

松井証券」は一日毎の約定代金ベースで手数料が決定と特殊な方式で横並びに比較できませんが、50点の水準です。

 

【信用手数料 30点満点】

1注文の約定代金SMBC
日興証券
30点
ライブスター
証券
25点
SBI証券
20点
楽天証券
20点
カブドットコム
証券
10点
マネックス証券
15点
〜10万円無料

80円90円90円90円95円
10万円〜20万円135円135円135円140
20万円〜50万円180円180円180円190
50万円〜60万円


350 円




350円

539円355
60万円〜70万円629円
70万円〜80万円719円
80万円〜100万円760円
100万円〜150万円
940円

600
150万円〜200万円800
200万円〜300万円1100円1000円

300万円〜500万円0円

500万円〜1200円

 

松井証券は同じく一日毎の約定代金に対して手数料が課されますが手数料水準から考えて15点とします。

 

信太郎
尚、手数料だけではなく、他の要素も網羅的に比較しているランキングは以下のコンテンツにあるぞよ。参考にするのじゃ。

 

おすすめ証券会社ランキング

【2020年】おすすめネット証券会社「総合」ランキング!!あらゆる側面から開設すべき証券口座を格付け。

2018年11月11日

 

第1位 楽天証券97点:最低水準の手数料に加えポイント還元が最強

現物手数料+信用手数料現物60点+信用20点=80点
ポイント還元が圧倒+8点
デイトレード手数料無料+3点
NISA・つみたてNISA手数料優位性+3点
IPO購入手数料無料+2点
立会外分売手数料無料+1点
97点

 

 

 

まずは全体的にバランスが良くまとまっており、ライブスター証券には劣るものの最低水準の手数料を提供している楽天証券です。

またNISAでは口座維持手数料が最低であるばかりでなく、国内株式売買手数料は無料で、海外ETFの取引手数料は全額キャッシュバックされます。

楽天証券をランキング1位たらしめているいるのは楽天経済圏(エコシステム)の中のサービスとして提供している驚異のポイント還元率です。

 

秀次郎
ポイント還元率は楽天証券が他を圧倒しておるぞ!

 

簡単2分で楽天会員に無料で登録することで投信積立時の購入手数料が全額ポイント還元されます。

さらに楽天カードのクレジット引落で投信を積立ることにより、月間最大5万円(年最大60万円)分について1%のポイント還元をうけることができます。

つまり月間最大500円分年間最大6000円分のポイント還元を受けることができるのです。

 

 

他の証券会社が0.2%未満であることを考えると驚異的な水準です。

楽天クレカによるポイント還元は『つみたてNISA』口座でも適用されます。

 

信太郎
得られたポイントは楽天市場でのお買い物にも使えるが、ポイントを使って更に投信を購入することもできるぞ!

 

更に口楽天証券と楽天銀行の両方の口座を保有されている方は、

両者を連携(マネーブリッジ)して無料のハッピープログラムに申し込むことで以下のポイント還元を受け取ることができます。

 

  • 現物・信用取引・外国株取引の手数料の1%ポイント還元
  • 日経225先物・オプション取引の手数料の1%ポイント還元
  • 投資信託残高10万円毎に月4ポイント、年48ポイント還元

 

上記はポイント還元例の一部ですが驚異的ですよね。

 

信太郎
楽天証券口座を利用するのは基本、ライフワークとして必須なのでサクッと開設してしまうのをおすすめします。

 

【完全版・楽天証券の全てを解説】コレだけ読めば万事解決!全てのメリットを余さず享受しよう。

【完全版・楽天証券口座開設マニュアル】コレだけ読めば万事解決!楽天経済圏を生かした全てのメリットも余すことなく解説。

2019年6月6日

 

第2位 ライブスター証券93点:単純に手数料に特化したネット証券

現物手数料+信用手数料現物65点+信用25点=90点
IP0手数料無料+2点
立会外分売手数料無料+1点
93点

 

ライブスター証券は手数料に特化した証券会社で現物取引は楽天証券、SBI証券といった大手ネット証券を抑えて最低を達成、

信用取引においてはSMBC日興証券にわずかに劣るものの最大で80円の手数料に抑えられるという驚異の手数料水準となっています。

 

手数料以外の点においては大手ネット証券に取扱サービスの多彩さがない分一歩遅れをとっておりますが、

単純に現物・信用取引の個別株取引を行うのみの方にとっては有力な選択肢となり得る証券会社となっています。

 

【完全版・ライブスター証券口座開設マニュアル】手数料が安いと評判の証券会社の魅力と口座開設方法をわかりやすく解説。

【完全版・ライブスター証券口座開設マニュアル】手数料が安いと評判の証券会社の魅力と口座開設方法をわかりやすく解説。

2019年1月27日

 

第3位 SBI証券89点:バランスの良い総合ネット証券

現物手数料+信用手数料現物60点+信用20点=80点
ポイント還元+2点
IP0購入手数料無料+3点
外国株手数料優位性+1点
NISA・つみたてNISA手数料優位性+2点
立会外分売手数料無料+1点
89点

 

 

 

SBI証券は現物手数料と信用取引手数料は楽天証券と同じ水準でバランス良く提供されています。

 

SBI証券の手数料プランの形態であるアクティブプランとスタンダートプランを比較分析!どちらがどのような状況でお得なのか。

【アクティブプラン&スタンダードプラン】SBI証券の手数料プランを比較分析!どちらのプランがどのような状況でお得なのか?徹底解説します。

2018年12月26日

 

投資信託のポイント還元については最大ポイント還元率は0.2%と楽天証券には劣りますが独自の「投信マイレージサービス」が用意されています。

またSBI証券はIPOの取扱数、並びに主幹事担当数が多い証券会社であり、IPO投資に大きな強みがあります。

 

秀次郎
SBI証券においてIPO投資における手数料が無料なのは大きいメリットといえるな!

 

またNISA口座は楽天証券と同じく口座維持管理料が無料で、国内株式手数料は無料で海外ETFの買付手数料は無料となっています。

つみたてNISAの楽天カード積立による1%還元がない分楽天証券より1点低くしております。

 

【口座開設数No.1】SBI証券の特徴とメリットに迫る!評判のネット証券の特徴から口座開設方法まで徹底解説。

【完全版・SBI証券口座開設マニュアル】評判のSBI証券の特徴とメリットを徹底紹介!画面付きで口座開設までナビゲート。

2019年1月8日

 

第4位 マネックス証券72点:トレードステーションと外国株手数料に強み

現物手数料+信用手数料現物45点+信用15点=60点
トレードステーション手数料+10点
独自のポイント還元+2点
外国株手数料競争力+2点
NISA・つみたてNISA手数料優位性+3点
IPO購入手数料無料+1点
立会外分売手数料無料+1点
79点

 

 

 

マネックス証券は取引ツール『トレードステーション』を使うことで通常のマネックス証券よりも安い手数料で取引を行うことができます。

 

マネックス証券のトレードステーションの魅力を紹介!無料で高機能の取引ツールを備えるのに手数料が激安?

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2019年1月24日

 

トレードステーションの手数料

 

1日の取引手数料が100万円毎に400円である場合、上位3つに比するレベルの手数料体系となります。

更に外国株については米国株中国株しか取り扱っていませんが、手数料に優位性があります。

またNISAについては唯一国内株式だけでなく、米国・中国株式の取引手数料が0円であることも比較優位な点といえます。

 

【完全版・マネックス証券口座開設マニュアル】ツールと米国・中国株取引で評判のネット証券のおすすめポイントと口座開設方法を徹底解説!

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2019年1月24日

 

第5位 松井証券77点:特殊な一日あたりの約定金額に対する手数料

現物手数料+信用手数料現物50点+信用15点=65点
独自のポイント還元+4点
デイトレード手数料無料+3点
NISA・つみたてNISA手数料優位性+3点
IPO購入手数料無料+1点
立会外分売手数料無料+1点
77点

 

 

 

松井証券は他の証券会社が1約定あたりの手数料を設定しているのに対して、1日あたりの約定金額に対して手数料を設定しています。

つまり10万円分の株を買い、9万円分の株を売り、更に5万円分の株を買った場合は合計24万円となり300円が適用されます。

 

1日の約定代金合計手数料(税抜)
10万円まで0円
30万円まで300円/0円(※)
50万円まで500円
100万円まで1,000円
200万円まで2,000円
100増える毎に1,000円加算
1億円超100,000円(上限)

※ 信用取引口座を開設後6ヶ月は30万円まで取引手数料無料
(引用:松井証券

 

デイトレードについては楽天証券と同じく日計り信用取引に関しては取引手数料が無料となっています。

松井証券も独自の投信のポイント還元サービスを用意しており、投信保有残高に対して0.1%のポイント還元はSBI証券に劣りますが、

投信購入手数料が全額ポイント還元がなされます。

 

また松井証券独自のクレジットカードでは街中での利用料100円毎に1ポイントのポイント還元が受けられます。

得られたポイントは楽天証券のように通常の投信購入に使用することはできませんが、

月一回以下の3投信に限ってポイントを使って積立投信を行うことができます。

 

  • ひふみプラス
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス
  • eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)

 

【完全版・松井証券口座開設マニュアル】ネット証券の老舗・先駆者!全てのおすすめポイントと口座開設方法を画面付きで解説。

【完全版・松井証券口座開設マニュアル】ネット証券の老舗・先駆者!全てのおすすめポイントと口座開設方法を画面付きで解説。

2019年1月19日

 

第6位 カブドットコム証券60点:信用取引大口優遇が特徴

現物手数料+信用手数料現物45点+信用15点=60点
独自のポイント還元+2点
信用取引大口優遇+2点
NISA・つみたてNISA手数料優位性+2点
IPO購入手数料無料+2点
69点

 

カブドットコム証券は信用取引には大口の方にむけて前日の建玉に応じて以下の割引を適用しています。

 

  • 3000万円以上〜5000万円未満:5%割引
  • 5000万円以上〜6000万円未満:30%割引
  • 6000万円以上:無料

 

またポイント還元制度は独特で月間投資信託残高100万円毎に1ポイントを付与し、

100ポイントためた時点で1万円と交換という制度を取っています。

1ポイントが100円なので、100万円分保有で年間12ポイントつまり1200円相当なのでポイント還元率は0.12%となります。

NISAは楽天証券やSBI証券同様に証券会社の口座維持手数料は0円でNISAの国内株手数料は無料です。

 

第7位 SMBC日興証券60点:信用取引大口優遇が特徴

現物手数料+信用手数料現物35点+信用30点=65点
独自のポイント還元+1点
IPO購入手数料無料+2点
68点

 

ポイント還元は最大0.3%でdポイントでの還元となり新たな投信購入などに当てることはできません。

IPOに強みのある証券会社なのでIPOでの購入手数料の無料は嬉しいですね。

 

【完全版・SMBC日興証券口座開設マニュアル】IPO投資と信用取引に強いネット証券会社の魅力!画面付きで口座開設方法についても解説。

【完全版・SMBC日興証券口座開設マニュアル】IPO投資と信用取引に強い証券会社の魅力!画面付きで口座開設方法についても解説。

2019年1月26日

 

まとめ

通常の手数料に加えてポイント還元やデイトレードの手数料までを加味すると楽天証券が総合的な取引コストが最低となる証券会社となっています。

また手数料水準単体としてみるとライブスター証券が最低水準の手数料を提供しています。

 

尚、他ジャンル別のランキングもありますので参考にしてみてください。

[投資信託向け]

投資信託の投資におすすめのネット証券会社をランキング形式で紹介!

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2019年3月19日

[IPO投資向け]

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【IPO投資向け】おすすめは複数?当たりやすいのは?新規上場株式投資向けネット証券会社をランキング形式で紹介!証券会社ごとの主幹事数などを把握しよう。

2019年3月22日

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2019年3月18日

[つみたてNISA向け]

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【つみたてNISA向け】株式投資初心者に適したおすすめのネット証券をランキング形式で徹底比較。

2019年3月21日

 

以上、【手数料比較】おすすめネット証券会社をランキング形式で紹介。…の話題でした。

 

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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。