「投資・資産運用」の重要性については理解していても、リスクが怖くて最初の一歩が踏み出せない人は多くいると思います。
今回はそんな人に向けて、誰にでもできる、ノーリスクで簡単な投資を紹介していきたいと思います。
目次
Contents
投資とは
日本では、「投資」をリスキーなもので、時には借金を作ってしまう怖いものとして考えている人が多くいます。
欧米に比べ、日本人の投資への消極性は深刻です。国民の老後が不安です。
実際にリスクの高い投資もありますが、実は投資には低リスクなものも数多く存在します。
もちろん元本保証がないものもありますので、損をする可能性があることは確かです。
しかし、リスクの高さは自分で選べることを知らず、投資を敬遠する人が多いのです。
ここではリスクが低く、簡単に始められる投資方法をご紹介していきます。
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投資を始める前に
まず、あなたが投資をしたい理由を考えてみてください。
車や住宅を購入する資金が欲しい、不労所得でアーリーリタイヤ(FIRE)を狙っている、老後が不安…など、様々な理由があると思います。
もしも今すぐお金が必要だから投資がしたいと思っているなら、投資はお勧めできません。
違う方法でお金を稼いだ方が確実です。
反対に、ゆっくり長いスパンでお金を育てていきたい、という気持ちがあるなら、ぜひ簡単な投資法から挑戦してみてください。
「1ヶ月後に10万円を100万円に増やしたい!」と思って投資しても、思ったように運用できず、絶対に損をしてしまいます。
でも、ゆっくりじっくり取り組めるなら、優良株を見つけて、安く購入し相場が上がるまで待てるはずです。
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本当に簡単にできる投資を紹介
ゆっくり時間をかけて投資に取り組む準備ができたら、後は簡単です。
今の時代、ネットとスマホさえあれば、簡単に投資が始められるのです。
貯めているポイント活用「ポイント投資」
一番簡単に投資を始める方法は、ポイント投資です。
万が一、損をしても「ポイントでもらったもの」だからと気持ちに余裕を持って取り組めます。
また、大手のポイントサービスが続々とポイント投資サービスを始めているので、すぐに始めることができるのです。
ここからは少しポイント投資サービスを紹介していきます。
楽天ポイント
投資信託の種類も豊富で、買い付けは100円から可能。ポイントでの積立投資もできてしまうのです。
ポイントで購入した投資信託は、売却して現金化することもできます。
楽天証券に口座を開く必要がありますが、スマホで簡単に手続きできるので、想像以上に簡単です。
こちらも貯まったポイントだけで運用できて、さらに現金化も可能なのでかなりお得です。
dポイント
ドコモがdポイントを運用ポイントに変換して、コースを選ぶだけで投資ができます。
運営するアクティブコースとバランスコースから選べます。
運用したポイントは、1ポイント1円分として使用でき、加盟店で使用可能。
マツモトキヨシやスーパーマーケットのライフなどで、使えるのです。
運用方法が2種類しかなく、シンプルで簡単なので、投資初心者にはお勧め。
Tポイント
2019年4月にスタートしたばかりのTポイント投資は、証券大手のSBI証券とタッグを組んでいます。
このサービスの強みはなんといっても「株」が購入できること!
通常100株で1単元として販売される株を1株(S株)から購入できます。
注意点は月額利用料200円〜が必要という点。
毎月200ポイントがもらえるので実質0円です。
100円でできる「積立投資信託」
投資信託とは、銀行や証券会社といったプロにお金を預け運用を依頼することで毎月分配金を受け取ることができる商品です。
投資信託には、株・リート(不動産)・債券などの種類があり、分野も選ぶことができます。
運用方法や手数料は商品によって違うので、やや難易度は上がりますが、少しだけ知識を持てば全く問題ありません。
むしろプロが運用してくれるので、個人が頭を悩ませて株を売買するよりいい成績が期待できます。
デメリットは運用手数料が必要なことで、できるだけ運用手数料が低いインデックスファンドを選ぶことが手堅く利益を出す最低条件です。
1回100円から投資可能で、楽天銀行と連動して、SPUプログラムを利用すると、1回につき3ポイントが自動で溜まります。
投資信託を購入するだけでポイント利回り3%が確約されているので、お得。
もちろん購入後、元本割れしてしまう恐れもありますので、手堅くて、手数料の安い商品を選ぶことが失敗しないポイントです。
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楽天証券で買えるおすすめの投資信託
楽天・全米株式インデックス・ファンド:
- 買い付け手数料:0円
- 運用手数料:0.1696%
アメリカ株式市場をほぼ100%カバーする「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資。
1年で18.67%の成長率を誇ります。
手数料も手頃で、安定的に成長するアメリカ株に投資できるので、迷ったらこの投資信託を選んでみましょう。
eMAXIS Slim先進国株式インデックス
- 買い付け手数料:0円
- 運用手数料:0.11772%
アメリカだけに投資するのはリスクを感じる…それなら、先進国全体に投資できるこちらの投資信託がお勧めです。
eMAXIS Slimシリーズは、運用手数料が抑えられていますが、1年でのトータルリターンも10.35%と優秀。
アップル、マイクロソフト、アマゾンなど、アメリカ株によってはいるものの、先進国全体に投資できるので、ヨーロッパもカバー可能です。
ひふみプラス
- 買い付け手数料:0円
- 運用手数料:1.0584%
インデックスでは物足りない、もっとアグレッシブに投資を楽しみたいという方には、ひふみシリーズがオススメです。
日本株がメインのアクティブ投資信託で、運用手数料は高め。
ここ5年のトータルリターンは14.82%と好成績ですが直近1年はマイナス。
ハイリスクハイリターンな投資信託商品です。
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運用はお任せ「ロボアド」
ロボットアドバイザーとは、コンピューターやAIを用いた資産運用サービスです。
自分の指向性を反映した運用プランで、資産運用を行い、マーケット状況によってはリバランスも行うという初心者にはぴったりなサービスです。
大きく分けて資産一任運用型とアドバイス型があり、簡単なのは一任運用型です。
ロボアドは、感情ではなく分析で資産を売り買いできるので、人間の判断より冷静で運用成績も優秀。
日本ではこちらの3つのサービスがメインストリームになっています。
上記の3サービスは、毎月1万円から積立投資が可能です。
また、定期メンテナンス、積立投信も自動でやってくれるので、投資初心者でも手軽に始められます。
2017年の運用実績が最も良かったのは、ウェルスナビで+16.2%。
楽ラップ+15.2%。
テオ+12.9%とすべて10%越えの運用実績です。
ウェルスナビに100万円入れて運用していた場合、16.2万円の利益が上がっていたことになるので、かなり好成績と言えるでしょう。
ただし、ロボアドは他の運用方法よりも手数料が高めなのが難点です。
ウェルスナビとテオは1.08%、楽ラップは0.99%の年間運用手数料が必要です。
詳しくは以下コンテンツでも解説しておりますので参考にしてみてください。
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まとめ
意外と簡単に始められる投資。
自分の持っている大切なお金を預けるのですから、ほんの少しだけ自分が持つ投資信託や株の内容に興味を持つことをお勧めします。
今までテレビの中での出来事だと思っていた経済の出来事が、自分の生活に直結していることを実感できるはずです。
そうして経済や投資に興味を持っていくことで、個別株への投資や外国株への投資など、ほかの資産形成にも挑戦したくなるでしょう。
投資は、リスクをしっかりと理解して、長期的な視野を持って取り組みましょう。
以上、だれでもできる!本当に簡単な3つの投資法を紹介。意外と知られていない「ポイント投資」?..の話題でした。