【SBI証券のiDeCo口座】手数料が低い証券口座の魅力!オリジナルプランとセレクトプランの違いから運用商品を徹底解説。

手数料が低いSBI証券のiDeCo口座の魅力!オリジナルプランとセレクトプランの違いから運用商品を徹底解説。

iDeCo(個人型確定拠出年金)は運用収益が非課税であるだけでなく、拠出額分が所得税だけではなく住民税の算出対象から除外されることができる節税と老後の資産形成の両面からお得な制度です。

詳しくは「iDeCoとは?イデコ活用のメリット&デメリットとNISA・つみたてNISAとの違いを徹底比較」で、iDeCoのメリットを似たような非課税制度を敷いている『NISA』と『つみたてNISA』と比較説明しておりますので参考にしてみてください。

iDeCoは開設できる口座が一つに限定されておりますので、iDeCoの口座開設をする際には慎重に選ばなければいけません。

今回は2018年11月1日から従来のオリジナルプランに加えて新たにセレクトプランが加わり最もおすすめできるSBI証券のiDeCo口座の魅力についてお伝えしていきたいと思います。

SBI証券のiDeCoの魅力①:低い手数料

SBI証券のiDeCoの魅力①:低い手数料

SBI証券のiDeCoのメリットで外せないのは手数料の低さです。

SBI証券でiDeCoを運用した場合の手数料をまとめて一覧にしたものが以下となります。(2019年3末時点最新)

手数料の種類金額(税込)コメント
加入移管時手数料2,777円・金融機関による差異殆どなし
・新規開設や企業型確定拠出年金からの
移管時に発生
・他の証券会社からであれば不要
口座管理手数料新規積立行う場合
167円
積立行わない場合
64円
・毎月口座を維持するのに発生する手数料
・楽天証券と並んで業界最安値
・500円程度発生するところも多い
給付事務手数料432円・積み立てた年金資産を払い戻す際に必要な
一回あたりの金額
還付事務手数料2,109円・掛け金を拠出できない人が拠出した際に、
掛け金の返還を受けるときに発生する手数料
移管時手数料4,320円・他の金融機関にiDeCoを移管する際に必要

 

特筆すべきは口座管理手数料が、拠出金を行い積立を行う場合で月167円、新たに拠出金を行わない場合は月64円という業界最安値となっていることです。

月500円発生する場合と月167円の場合では月額333円年額にして約4000円の差が発生します。

iDeCoは60歳にならないと引き出すことが出来ないので仮に30歳の方であれば年4,000円×残り30年=12万円の差が発生する計算になります。長期運用口座であるからこそ手数料には拘った方がよいのです。

現金で12万円ですから、浮いた金額を運用することで数十万円の差になってきますね。

口座管理手数料が低く抑えられている理由はSBI証券自体としては手数料を徴収していないことが要因となっています。

SBI証券に手数料が発生しないとしても、国民年金基金連合会いや事務委託先金融機関へかかる手数料が必ず、どの金融機関で開いたとしても発生するので、これ以上引き下げることができない水準ということがで出来ます。

[掛け金を拠出して運用額を積み立てていく場合]SBi証券の口座管理手数料の内訳①

[掛け金を拠出しない場合]
SBi証券の口座管理手数料の内訳②

SBI証券のiDeCoの魅力②:多くて質の高い運用商品

SBI証券のiDeCoの魅力②:多くて質の高い運用商品

SBI証券のiDeCoの運用取り扱い数は現在67本と圧倒的本数を誇っています。

証券会社商品数
SBI証券(オリジナルプラン)67本→35本 (2023年迄)
SBI証券(セレクトプラン)35本
楽天証券32本
マネックス証券25本
松井証券12本

 

しかし、2018年5月1日に施工された『確定拠出年金法等の改正』により、2023年までに商品数を35商品を上限とすることが定められました。

万事休すかと思われたのですがSBI証券は新たにセレクトプランを立ち上げて、より厳選された35本をセレクトプランに組み入れ現在のオリジナルプランを67本→35本に減らすことで対応しています。

また組み入れている投資信託も長期的な資産形成に適した指数に連動する形のインデックス型の投資信託を主体に手数料が低いものを組み入れており、質・量ともに申し分のないラインナップであるということができるでしょう。

セレクトプランとオリジナルプランはどちらが優れているのか?

セレクトプランとオリジナルプランはどちらが優れているのか?

元々はオリジナルプラン一本でSBI証券はiDeCo口座を用意しており67本もの商品を組み入れておりましたが、前述した通り確定拠出年金法等の改正により商品の上限が35本に定められてしまいました。

SBI証券はiDeCoのサービスの運営を10年以上行ってきており、その間インデックス型の投資信託も手数料の引き下げ競争が激化して、当時組み入れたインデックス型の投資信託と同様内容であるにも関わらず手数料が低く抑えられたインデックス型の投資信託が続々と発売されました。

結果的に後々発売された手数料が低くなっていきました。

しかしながら組み入れ可能な投資信託が35本と制限されてしまっては新たに発売されてきた長期の資産形成に向いているインデックス型の投資信託を組み入れることができないので新たにセレクトプランを設立することになったのです。

上記の経緯からわかる通り、従来のオリジナルプランよりも手数料が低く同様の形態の商品を厳選し組み入れて厳選しているのがセレクトプランであり、新規に口座を開設される場合はセレクトプランを選択される方がよいでしょう。

例えば外国株式に対して投資を行うインデックスファンドでは同じ日本を除く主要先進国の株式全体に投資をするMSCI・コクサイ・インデックスへの連動を目標にしているにも関わらず手数料はセレクトプランがオリジナルプランの半額となっております。

  • オリジナルプラン:ニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックス (信託報酬0.20412%)
  • セレクトプラン:ニッセイ-ニッセイ外国株式インデックスファンド (信託報酬0.1172%以下)

SBI証券のセレクトプランの株式投資ファンド

SBI証券のセレクトプランの株式投資ファンド

SBI証券のセレクトプランの運用商品を紐解いていきたいと思います。

最初は資本主義が始まって以来最も高い成績を残し続けている株式市場へ投資を行っている投資信託です。

米国へ投資している投資信託-eMAXIS Slim米国株式(S&P500)がおすすめ-

まずは200年以上の実績を持つ歴史ある米国株市場に投資している投資信託シリーズです。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)インデックス型0.1728%以内
農林中金・米国株式長期厳選ファンドアクティブ型0.972%
大和-iFree NYダウ・インデックスインデックス型0.2430%

 

一番おすすめできるのはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)です。

S&P500指数は米国株の主要500銘柄の時価総額加重平均指数なのですが、あのウォーレン・バフェットは自分が死去した後の資産管理方針について妻に対して以下のように伝えています。

『資産の90%をS&P500指数に、残り10%は政府短期国際に投資しなさい』

下手に市場平均(インデックス)に対して高い成績を狙おうとするアクティブ型の投資信託に対して、歴史と実績のある米国の市場平均に投資をしておく方が長期的に大きな資産を形成できると述べているのです。

S&P500指数は代表的な日本でいうとTOPIXのような指数であり、以下のように1870年からのリターンで換算すると年率約5%のリターンをマークしております。

S&P指数長期平均
(引用:S&P500指数長期チャート)

長期的な資産形成において年率5%というのは非常に魅力的で、10年で1.6倍、20年で2.6倍、30年で4.3倍に資産を増加させることができます。

またたとえリーマンショック級のような酷い金融危機が発生しても、しっかりと回復して長期的にみたら立て直し続けているので短期的な不況にぶれることなく腰を据えて、投資していることを忘れて放置しておけばいつの間にか大きな資産を築くことが出来ます。

iDeCoの商品の中でS&P500指数に投資できるのはeMAXIS Slim米国株式(S&P500)のみで手数料も非常に低水準に抑えられており、SBI証券とマネックス証券しか取り扱いがないのでiDeCoのポートフォリオの軸に添えたいファンドですね。

▶︎ 【アメリカ株】米国株投資の魅力と個別株・ETFの注目銘柄をわかりやすく解説!おすすめの証券会社はどこなのか?

日本へ投資している投資信託〜『TOPIX連動』と『ひふみ年金』が魅力的〜

日本株に投資を行っているファンドは以下のようにアクティブ型4つとインデックス型の2つとなっております。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
ニッセイ日経平均インデックスファンドインデックス型0.17172%以内
eMAXIS Slim国内株式(TOPIX)インデックス型0.17172%以内
レオスーひふみ年金アクティブ型0.8208%
大和ーつみたて椿アクティブ型0.9720%
野村リアルグロース・オープンアクティブ型0.9180%
SBI中小型割安成長株ファンドアクティブ型1.6200%

 

インデックス型としては日経平均連動とTOPIX連動の二つが用意されていますが、日経平均というのは日本を代表する225銘柄を日本新聞社が選定する指数であるのに対して、TOPIXは東証一部の全銘柄(約1700銘柄)の時価総額の加重平均です。

TOPIXは株価と発行済株数が計算のベースになっているのに対して、日経平均は株価だけが計算のベースとなっているため株価が大きいファーストリテーリングやソフトバンクの影響を色濃く受けます。

▶︎ 日経平均株価(NIKKEI225)とは?初心者にもわかりやすく歴史・特徴・算出方法を徹底解説!
▶︎ 【TOPIX】トピックス(東証株価指数)とは?日経平均株価とは何が異なるかを初心者にもわかりやすく解説。

日本株全体の成長を安定して享受するという目的からするとTOPIX連動のeMAXIS Slim国内株式(TOPIX)の方が適しているといえるでしょう。

また、アクティブ型の投資信託として市場平均を上回るリターンを出して人気を博している『ひふみ投信』のiDeCo用のひふみ年金に投資することができるのも魅力の一つですね。

新興国株へ投資している投資信託

新興国株に投資するファンドとしては新興国全体の時価総額加重平均指数の一つであるMSCI エマージング・マーケット・インデックスと連動する成果を目指すeMAXIS Slim 新興国株式インデックスが用意されています。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
eMAXIS Slim 新興国株式インデックスインデックス型0.20412%以内

 

新興国の経済規模は既にGDPベースで世界全体の40%を占めているにも関わらず、株式市場の規模である時価総額でみると全体の20%未満と割安感があるので仕込むのも一つの手ですが、

価格変動が大きいので長期的な資産形成を考えると少額ポーションに抑えておいた方がよいでしょう。

複数地域をまたにかけた(含む全世界)株式市場に投資している投資信託

複数地域に跨る株式市場に投資を行う投資信託も豊富に用意されておりインデックス型が6種類、アクティブ型が4種類用意されています。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)インデックス型0.15336%以内
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.11772%
ニッセイ外国株式インデックスファンド0.11772%%
SBI全世界株式インデックス・ファンド0.15000%
日興インデックスファンド海外株式ヘッジあり0.3024%%
SBI-EXE-iグローバル中小型株式ファンド0.33040%
ラッセル・インベストメント外国株式ファンドアクティブ型1.4364%%
朝日Nvestグローバル バリュー株オープン1.94400%
セゾン資産形成の達人ファンド0.15%程度
SBI-ハーベスト・アジア・フロンティア株式ファンド2.0972%程度

インデックス型では以下のようにそれぞれ投資している地域がことなります。

  • SBI全世界株式インデックス・ファンド:全世界の株式
  • eMAXIS Slim 全世界株式:日本以外の全世界の株式市場
  • eMAXIS Slim先進国株式インデックス:日本以外の先進国
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド:日本以外の先進国
  • 日興インデックスファンド海外株式ヘッジあり:日本以外のの先進国

全世界に分散投資をしたいのか、日本は微妙なので日本以外の先進国に投資をしたいのか、日本以外の全世界の株式市場に投資したいのかの趣向によって選択することが出来ます。

また先進国全体に投資したいのであれば、日本以外の先進国に投資するファンドにTOPIX連動ファンドを組み合わせることにより先進国全体に投資を行うことができるようになります。

日本以外の先進国に投資を行う三つのファンドについては最も手数料が低いニッセイ外国株式インデックスファンド、eMAXIS Slim先進国株式インデックスのどちらかを推奨します。

またアクティブ型としては以前紹介したセゾン資産形成の達人ファンドが10年間でみてアクティブ型の投資信託の成績を上回るパフォーマンスを挙げているので、投資対象にしてみるのも良いでしょう。

SBI証券のセレクトプランの債券ファンド

SBI証券のセレクトプランの債券ファンド

債券ファンドは以下の4つのファンドが用意されています。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
大和-iFree 新興国債券インデックスインデックス型0.15012%以内
日興-インデックスファンド海外債券ヘッジあり0.2808%
eMAXIS Slim先進国債券インデックス0.1836%以内
SBIボンド PIMCO 世界債券アクティブファンドアクティブ型0.81432%

新興国債券は現地通貨ベースでは年率5%〜10%のリターンを見込める新興国はあるのですが、日本円ベースでみると対円レートに換算すると大幅にマイナスに転落する可能性のある、ハイリスク・ハイリターンの投資先となります。

債券投資を行うのであればeMAXIS Slim先進国債券インデックスが安定した値動きで、尚且つ米ドルを始めとした主要国通貨に通貨分散を行うことができるため、資産の安定性に寄与するファンドとなりますl

SBI証券のセレクトプランのREIT・商品

SBI証券のセレクトプランのREIT・商品

株式市場と債券市場以外にもリートや金投資ができる純金ファンドも取り揃えております。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
三井住友・DC外国リートインでクスファンドインデックス型0.2916%以内
ニッセイJリートインデックスファンド0.27%以内
三菱UFJ純金ファンド0.972%程度

 

▶︎ 【REITとは?】少額で不動産オーナーに?J-REIT(リート)投資信託の概要・利回り・推移と今後の見通しを徹底解説します
▶︎ 【「金」投資】価格変動は何が原因で起きる?インフレ対策への有効性を解説します。

SBI証券のセレクトプランのバランスファンド

SBI証券のセレクトプランのバランスファンド

色々な資産を組み合わせるのが難しいし、どう組み合わせるかわからない方に向けて様々な資産を分散的に組み合わせたパッケージ型の投資信託も組成されています。

ファンド名アクティブ型
or
インデックス型
信託報酬
SBIグローバル・バランス・ファンドインデックス0.2891%
セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド0.62%程度
eMAXIS Slimバランス (8資産均等型)0.17172%以内
SBIセレブライフ・ストーリー2045アクティブ型0.696%概算値
SBIセレブライフ・ストーリー20250.6873%概算値
SBIセレブライフ・ストーリー20550.684%概算値
SBIセレブライフ・ストーリー20350.6922%概算値
大和-iFree 年金バランス0.17172%以内

 

eMAXIS SlimバランスはTOPIX、日本株以外の先進国株、新興国株、日本の債券、外国債券、世界の国債、新興国債券、東証REIT、先進国REITをバランスよく混ぜ合わせており手数料も低いことから、色々と考えるのが億劫な方にはおすすめできるファンドです。

セゾン・バンガード・グローバルバランスファンドは債券と株式に比率を50%:50%に保って運用しており、リスクを抑えて安定的なリターンを出しています。

リターンを求めるのであれば株式に投資を行っているセゾン資産形成の達人ファンドを選択した方がよいでしょう。

まとめ

SBI証券のiDeCo口座は業界最低水準の手数料で更に豊富なラインナップを揃えており、最近できたセレクトプランは信託手数料が低く長期的な資産形成に資するインデックスファンドが数多く盛り込まれています。

自分のリスク許容度に応じてバランスよく資産を組み合わせることにより老後の資産形成に資する運用が行えるiDeCo口座であるということができるでしょう。

SBI証券のiDeCoの運用商品を元にリスク選好度別におすすめできるポートフォリオについても纏めておりますので、ご覧いただければと思います。

【リスク志向別】SBI証券のiDeCoが取り扱う投資信託を利用したおすすめポートフォリオを紹介する。

2018.12.29

 

以上、【SBI証券のiDeCo口座】手数料が低い証券口座の魅力!オリジナルプランとセレクトプランの違いから運用商品を徹底解説。…の話題でした。

 

【完全版・SBI証券口座開設マニュアル】評判のSBI証券の特徴とメリットを徹底紹介!画面付きで口座開設までナビゲート。

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【iDeCo(イデコ)特集】全てを解説!おすすめの証券口座(楽天・SBI)・運用商品を一挙に紹介。

2019.07.01



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マネリテ!編集部は東京大学経済学部卒の証券アナリストを中心とした金融知識が豊富なメンバーが株式投資初心者に向けて有益な情報を提供しています。株式投資を行う意義から基本用語、おすすめのネット証券・投資先情報をお伝えするメディアです。日本人の金融リテラシーの向上と明るい未来を目指しています。